福岡のタイガース遠征史 + 久留米


福岡で最初に試合を行ったのは
1936年6月16日 オープン戦 タイガース6−4福岡倶楽部  ○御園生

場所は春日原球場。
1941年までの間にオープン戦を7試合、公式戦は1950年に1試合開催。

1950年9月5日
 タイガース2−5大洋  ●内山 ○高野 

福岡県春日市にあった春日原運動公園は西鉄が作った運動公園で、九州地方最大の運動施設だった。一塁側スタンドの裏手は池に隣接していた。
この時代を代表する球場で、大阪タイガースの歴史をたどると、小倉到津・熊本水前寺と合わせての3点セットの遠征が目立つ。球場は解体され1968年頃から住宅地として分譲された。球場の北に遊園地があり池があった。池は現在もあり航空写真で確認することが出来る。(訪問記

平和台球場はタイガースが球場開き試合を行った。 (げんまつブログ
 1949年12月18日 オープン戦  タイガース1−4巨人 

初めての公式戦は1950年。
 1950年4月21日  タイガース17−3広島  ○干場  ●武智
           本塁打 櫟3号 金田1号 藤村富11号 

公式戦は全部で21試合行った。
1951年、1952年、1980年〜1984年(2試合ずつ)、1985年(3試合)、1986〜1987年(2試合)、1988年
西鉄ライオンズの本拠地球場、フランチャイズ制度が確立してからは1979年にライオンズが埼玉に移動するまで使用していない。
1980年以降は甲子園が使えない夏のロードの時に毎年試合を行った。九州出身の真弓の人気が高かった。真弓は阪神時代に平和台で5本の本塁打を記録している。

福岡ドームあらためヤフーBBドーム (写真

最初に使用したのは1994年のオープン戦
 1994年3月3日 オープン戦 タイガース7−3ダイエー  ○仲田 ●池田親
この年はダイエー戦で合計3試合オープン戦を戦った。

それ以降、ヤクルト主催公式試合がたびたび組まれた。
 1995年4月21日 タイガース4−6ヤクルト  ●仲田  ○岡林

1995〜1999年(各3連戦)、2001年(3連戦)を行っている。
2003年の日本シリーズ第1・2・6・7戦も戦った。
2005年以降はセ・パ交流戦でのパリーグ本拠地試合が組まれる。

久留米市
久留米市野球場は1975年3月に開場したばかりで、その記念として太平洋とロッテ、阪神が総当たり戦を行った。

 1975年3月12日 オープン戦 タイガース1−7ロッテ  ●五月女
 1975年3月13日 オープン戦 タイガース3−0ロッテ  ○古沢
 1975年3月13日 オープン戦 タイガース5−12太平洋  ●植上


1990年にも福岡ダイエー主催のオープン戦がある。
 1990年3月9日  オープン戦 タイガース8−6ダイエー ○仲田
山口が2本の本塁打を放ち、期待の若手と注目された試合だった。

国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省  http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/
ヤフードームのみ国土地理院福岡県福岡市中央区 平成17(2005)年撮影

改訂2008年2月

げんまつWEBタイガース歴史研究室