甲子園球場探索5

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甲子園が川だった証拠


甲子園の古き門の謎

内野スタンドの門に書かれた消えかけの文字に注目。
12号門には第一号通門、10号門には第二号通門、5号門には第三号通門、3号門には第四号通門と門の上に白いペンキにて記入されている。10号門のものが一番読みやすい。


8号門には白色ペンキで中央通門と書かれています。

また、7号門にはピンク色で「中央門」と記された跡が残っています。他の門が右から文字が書かれているのに対して、左から文字が書かれているので、7号門については、書かれた時代が他の門より新しいと推定できます。おそらく、7号門が一般の利用者に開放されたのは、左から書く時代、すなわち戦後からだと推定できるわけです。
これらの事から想像できる事は
内野スタンドに最初からあった門は5つであったと想定され、現在の3・5・8・10・12号の各門がそれであった。7号門はその造りから想像しても、先に述べたように選手専用の特別な扱いであって、通用門とは一線を隔てていたと推定できる。
また、4・6・9・11の各門はよく見てみると造りが3・5・8・10の物とは異なり、ゆるやかなドーム形状となっています。入場券売場の窓などと同じ形状なので、おそらく、元々窓があった場所を入口に改造したのでしょう。

このあたりの事、ご存知の方がおられましたら教えて下さい。


げんまつWEBタイガース歴史研究室