甲子園の防雨シート


屋根のない土の球場、甲子園。

正午に小雨が降っていても4時までにあがれば6時からナイターを正常どおり開催できる。
雨に負けないダイヤモンド全体を覆ってしまうシートがある。

このシートは1981年に1千万円かけて新設された。
幅14m×長さ70mのものが3巻、幅21m×長さ70mのものが1巻ある。

通常は1塁側アルプススタンド横に台車に載った状態で置かれている。設置する犀は牽引車にてグランド内に持ち込み20人がかり、約40分で敷設します。写真は月刊タイガース81年8月号に掲載された敷設作業の様子です。

このような作業を終えると、甲子園の土のダイヤモンド部が完全にシートに覆われた状態になります。

げんまつWEBタイガース歴史研究室