阪神打出


打出は阪神電車1905年開業時に設置された。大型車化などの改修工事を終えてからは大きな手直しなく使用している昭和の雰囲気ある駅。
旧西国街道に近いこの駅は周りがすべて坂になっている。一寸法師でおなじみの「打出の小槌」の打出。

打出村には阪神電車開通と同時に海水浴場がオープンしたと言う。しかし、海水浴場に適しない海岸だったようですぐに閉鎖されたようだ。
堀切川を南に向かえば海に出る。もちろん海水浴場もなく海岸線も原型をとどめていないが、昔の海岸線だった場所はかろうじてわかる。今、比べれば明らかに香枦園浜の方が海水浴場という雰囲気がする。
打出駅前にはのどかな商店街がある。商店街を抜けると、いきなり交通の大幹線・国道43号線の打出交差点に出る。
打出交差点を南に渡った所が芦屋市浜町。静かな住宅街だ。
浜町にはセ・リーグ審判員となった渡真利選手が住んでいました。このマンションは43号線からもかなり遠く、公園に隣接していてかなりいい物件だと思います。渡真利選手が5階に住んでいました。
阪神打出は海側だけに超高級住宅街とは言わないが、それでもやっぱり芦屋。住むにはいい環境の街です。

2003年現在

げんまつWEBタイガース歴史研究室