思い出の 阪神浜田球場
尼崎の西部、国道2号線沿いに80年代のタイガースを影から支えたグランドがあります。 02年、朝日オートセンターに谷中のサインをもらいに行ったついでに、浜田球場を訪問してみました。 鳴尾浜を見慣れたせいか、荒廃がすすんだせいか、ノスタルジックな気分になった。 昭和時代、若手選手を見たくて訪れた浜田球場は、平成時代に完成した鳴尾浜球場にその役目を譲り、休日に地元少年チームや草野球チームが使用する草野球場になっています。 所在地:尼崎市大庄川田町 使用期間:1979年〜1994年 95年3月までは春の高校野球の間、練習試合等に使用していたと思う。 練習がある日、試合の日 選手は甲子園球場の横にあった虎風荘から朝9時前に出発しました。 2軍選手は甲子園駅前のバス停から選手専用の浜田球場行きバスに乗り込み、約十数分かけて球場に向かいます。 帰りもバスが出るのだが、時には走って帰る事もありました。 |
浜田球場は道路に面していないので、国道からは背の高いネットしか見えない。 写真は駐車場から球場。現在の鳴尾浜に比べて、簡単にファンが選手に近づける状態で、楽にサインをせがむ事が出来た。高校野球期間中は一軍クラスが練習に来る行きがいのあるスポットでした。今見てみると、よくまあこんな所でバースとか掛布とかのスター選手が練習していたものだと思います。 チビという犬が住んでいました。選手のアイドルでした。 昔、国道2号線にチンチン電車(阪神国道線)が走っていた頃、この場所は電車の車庫でした。 1975年5月6日、国道線が廃止され車庫も不用になった。跡地利用で練習球場として使用開始したのは1979年から。上の写真でわかるように外野にはチンチン電車から置き換わった阪神バスの浜田車庫があります。 バックスクリーンはストライク・ボール・アウト表示昨日のみで点数表示なし。 試合といえばウエスタンの教育リーグとか練習試合。たまに練習試合がある時など、ベンチの黒板でスコアを書いていたと思います。ファンは自分で経過を記録するもの....でしたね。 |
02年1月作成
07年5月改訂(写真差替)