東陽館 安芸市本町3丁目
市の中心の商店街に面した老舗旅館、85年優勝以前の世代のファンの間ではでは「タイガース旅館」と呼ばれていた。知る人ぞ知るお好み焼き屋「和」がこの隣にあった。
木造三階建て15室、オーナーは中村正利さん・園子さん
タイガース宿舎として一軍は81年まで、二軍は88年まで使用した。
一軍選手は2〜3人の相部屋、若手は7人前後の相部屋、体操は裏の海岸で行っていた。1階の喫茶店(赤いテント)は、練習終了後に選手がバーテンになってスナックに早変わりし、加藤博一氏がストリップをやったとか。こがねの間には掛布雅之氏の楷書のサインが柱の下の方にあった。 |
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リゾートホテル海辺の果樹園 (旧 手結山観光ホテル)
安芸市の西側、香美郡夜須町手結山にある。写真の右側にある白い建物が手結山観光ホテル、左側のピンク色の建物が海辺の果樹園。ホテル産の地ビールがある。
手結山観光ホテルは93年に「海辺の果樹園」としてリニューアルオープンし、現在は朽ち果てたように廃墟になっている。
一軍宿舎として82年、85年86年と95年、99年秋に使用された。87年から00年春まで、一軍が使用しない時は二軍宿舎ととして利用された。通常、安芸市営球場までは車で10分程度かかるのだが渋滞の時は1時間近くかかる。球場からサイクリングロードをジョギングで戻る若手選手もいた。 |
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ホテル・タマイ
安芸市の中心にあり、安芸市営球場から徒歩15分程度。市内では一番高い建物で球場からもホテルの円弧状の屋根が見える。一軍宿舎として86年秋から99年まで使用された。
1階のパチンコ店で休日にパチンコをする選手(郭李建夫など)と簡単に会えた便利な宿舎。隣の駐車場で毎朝体操が行われた。正面には安芸市の繁華街が広がる便利なビジネスホテルで、非常に便利なホテルだった。
二軍が使用していた「海辺の果樹園」の方が施設がいいと指摘されていたため、宿舎を交替した事もあった。市内に一軍選手の宿泊を引き止めたい安芸市と何度も軋轢があったため、なかなか宿舎を変える事が出来なかったが、99年9月に1階のパチンコ屋に銃撃事件があった事を理由に選手宿舎としては使用されなくなった。
キャンプ中は現在フロント関係者と報道陣が宿泊している。トラッキーも安芸訪問の際はここに宿泊する。トラッキー&ラッキーが朝から館内で練習しているので、見物する価値がある。 |
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土佐ロイヤルホテル
一軍宿舎として00年から使用されている。
「海辺の果樹園」より安芸市側の小高い丘の上にあり、太平洋が見渡せる豪華ホテルだ。ゴルフコースが完備している。
土佐ロイヤルの魅力は海洋深層水露天風呂。星野仙一監督もお気に入りだったが、監督と入浴しようというファンが露天風呂で監督を待ち伏せする事件が起こり、警備が厳しくなった。ホテルから坂を下りたテニスコートの横で体操と朝の一言を行う。ここは広い場所なのでファンも参加しやすい。
よいホテルだが国道55号の阪神キャンプ渋滞で、安芸市営球場から帰る阪神ファンの車の列に巻き込まれると、最悪球場から1時間近くかかる事もある。 |
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