姫路市立姫路球場


手柄山に慰霊塔を建てた事を発端として開発が始まり、1956年手柄山にレジャーゾーンが完成しました。北側には手柄山遊園などリゾート施設、南側には体育施設を設置し、姫路球場は南端に位置します。

1959年3月7日に完成した姫路球場は両翼91.4m、中堅118.9m、照明設備はないものの19622人を収容可能。
姫路駅から1.7kmの距離で歩けない距離ではないが、1時間に1本バスが走っています。駐車場は1回200円と、お得な料金設定になっています。

1959年3月19日、阪急とのオープン戦がこの球場で開催された。タイガースの姫路での最初の試合です。

試合の話ではありませんが1961年、阪急のキャンプを姫路市営球場が誘致し、それまで阪急がキャンプに使用していた高知球場が空きました。これに便乗してタイガースが初めての高知キャンプを行い、南国でのキャンプの意味を認識して安芸を建設する動きにつながります。

姫路ではその後も1963年国鉄と東映とのオープン戦を実施、以後64年、66年、そして68年以降は毎年のように3月にオープン戦が開催されました。
1978年3月11日のオープン戦ではブリーデンが場外ホームランを放ちました。

公式戦は59年10月4日大洋ダブルヘッダーと68年4月7日広島戦の合計3試合が開催されました。
ウエスタンリーグではオリックスの主催で阪神戦が開催された事があります。

現在一塁側スタンド下はボクシング教室になっています。姫路市飯田540


制定 : 2005年8月

げんまつWEBタイガース歴史研究室