倉敷市営球場


倉敷駅から水島臨港鉄道で1駅。
「球場前」駅を下車すると倉敷市営球場があります。

この鉄道はそもそも軍需用の鉄道路線だったのですが、1948年から旅客営業を始めました。
この「球場前」駅が開設されたのは旅客開業から1年後の1949年5月20日の事です。この日に倉敷市営球場がオープンし、開場試合としてプロ野球大阪タイガースと東急フライヤースの試合が開催されました。
倉敷市営球場は中国地方では始めての本格的な野球場でした。
岡山県倉敷市四十瀬4(倉敷運動公園内)
もともと工場があった場所だと思います。鉄道の引込み線などがあった場所です。運動公園の開設と同時に設置された。

現在はこのような外観の球場ですが、昔は内野スタンドが3階までで上側のスタンドが張り出した部分がなく、そこは91年に増築された部分です。増改築でグランドが広げられて外野スタンドがなくなりました。

プロ野球は1949年から53年までで17試合開催され
そのうちタイガース戦は5試合
 1949年5月20日 (球場開き)
 1950年3月16日
 1951年8月21日
 1953年10月11日 2試合

2012年5月3日制定
 撮影:2012年3月

げんまつWEBタイガース歴史研究室