大阪ドーム


JR大阪環状線「大正」から徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ドーム前」徒歩1分。
1997年にオープンした多目的ドーム。近鉄バファローズが本拠地として借用している。
管理人はB’zのライブジムなどで度々訪れているが、残響のよさは音楽用のホールと比較してまったく遜色がなく、東京ドームのような音抜けが無い。それは可動式固定屋根ドームの効果で、屋根を下げた時の音響効果が素晴らしい。プロ野球の時はドーム屋根を高く上げる。
大阪ドームはデザイン公募によって設計され、「たこやき」をイメージした外観が採用されたと記憶している。丸いドームの周りに波打っているのは、ソースがかかったイメージだ。地域の人間は「たこやきドーム」と呼ぶ。90年代を代表するような金属的な設計の建造物だ。
大阪ドーム:大阪市西区千代崎3−中2−1
大阪は80年代まで、なにわ筋から東側が町の中心だった。なにわ筋より西は弁天町の「交通科学館」以外に観光地がなかった。よって、大阪市がバブル期に進めたのが大阪ウォーターフロント計画だった。舞州やUSJや天保山などと並んで大正地区の目玉が大阪ドームだった。
大阪ドームは自治体の他、大阪ガス・近鉄・阪神などが株主。ここは大阪ガスの発祥の地、天然ガス化を進める中で余剰となったガス工場の土地を転用した。大正方面からドームに向かう時にあるガスタンクが大阪ガスの工場です。
実は勘違いしている近鉄ファンがいるのですが、阪神電鉄は大阪ドームの大株主です。収益が確実なタイガース戦を大阪ドームで行う事は当然の事です。また、西大坂線が延長されれば阪神沿線になります。
タイガース戦は大阪ドームも大入り満員になります。最大収容人員48000人。
両翼100m・センター122m、甲子園球場と比較すると数字は広いが右中間左中間は甲子園より狭い。外野フェンスは非常に高い。
この球場では目的によって観戦場所を選ばねばなりません。バックネット裏は高すぎて手が出ません。1階内野席は球場全体が見渡せていいポジションです。内野上段のバックネット側ではホームベースが見えません。1塁内野上段は場所によって1塁が見えにくい。3塁は見えなくてもあまり困らないので内野上段なら3塁側の方が観戦しやすいかもしれません。外野下段だけ応援団がいますので甲子園ライトの雰囲気ですが甲子園より狭いため応援旗が多すぎて試合を観戦しづらい。ライト上段はライト塀際が見えませんしトランペットが聞こえませんが、視野が広くて試合は観戦しやすい。

げんまつWEBタイガース歴史研究室