高砂市野球場



兵庫県高砂市米田町島526。
JRでは宝殿駅から南西に約2kmの運動公園のなかにある。
両翼91.2m センター120m
内野指定席4000人 内野席3000人 外野席13000人で満席は20000人だ。
1972年9月12日に落成したこの球場では、1973年以降毎年のようにタイガース主催のオープン戦やウエスタンリーグ戦が行われています。
手元にある記録では1973年3月13日のオープン戦 日拓ホームフライヤーズ戦が最初と思われます。上田二郎が先発したこの試合は引き分けに終わりました。
3月上旬に必ず行われてきた高砂のオープン戦は30年近く続いていましたが2001年からGS神戸(スカイマーク)でのオリックス戦が同時期に組まれるようになって廃止されました。最後のオープン戦は2000年3月6日西武戦、星野伸之の先発でしたが、2番手与田が打たれての敗戦、タラスコが本塁打を放ちました。

ウエスタンリーグでは毎年8月初旬、甲子園球場を高校生に明渡す時期に西京極球場とのセットで主催試合を行ってきました。しかし、8月の恒例の試合は2001年まで、2002年に6月9日にウエスタンダイエー戦を行ったのが最後の試合でした。この試合では片岡篤史と桜井広大の新旧大砲がダイエー広田からアベックホームランを放ちました。
3月上旬の小雪が舞い散る季節か、灼熱の8月の暑さか この球場ではそういう思い出ばかりです。

制定:2005年7月25日

げんまつWEBタイガース歴史研究室