鳥取のタイガース遠征史


鳥取市では公式戦はありませんが過去に2度オープン戦が開催されたことがありました。
1951年11月9日 タイガース3−4阪急  ○駒田  ●阿部
1961年3月25日 タイガース13−11南海 ○本間 ●田沢

鳥取球場は鳥取市東町、現在の鳥取県立博物館の場所にあり、城山側に残る円弧状の石段が当時の名残です。外野に城山のガケが迫っている両翼85mと極めて狭い球場で、61年は両軍合わせて11本塁打が飛び出す乱打戦となりました。
鳥取球場は鳥取市東町、現在の鳥取県立博物館の場所にあり、城山側に残る円弧状の石段が当時の名残です。1972年頃に美保の野球場が建ったため廃止され、現在は鳥取県立博物館になっています。
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鳥取の試合の2日後が米子市の最初の試合、阪急と一緒に行った地方遠征。
オープン戦
1951年11月11日 タイガース6−3阪急  ○梶岡 ●川口  本 田宮

場所がまだ確定していませんが、この頃の米子の野球場は米子東高等学校の勝田ヶ丘球場と想定される。
米子中学のグラウンドとして1910年に設置されたもので、現存する日本の野球場としてはおそらく最古の球場と言ってよいはず。レフト89m センター105m ライト85mと言われているが、写真のとおりの五角形の野球場で、外野の外は住宅地が迫っている。コンクリートのスタンドがある。
1953年に開設された鳥取県下初の本格的野球場、米子市営湊山球場。
1990年に米子市民球場が出来てからはプロ野球では使用されなくなったが、過去に6試合の公式戦を行っている。そのうち2試合がタイガース戦だった。

公式戦
1955年8月3日 タイガース1−5国鉄  ●渡辺省 ○金田  
1955年8月4日 タイガース3−0国鉄  ○西村一 ●田代  

オープン戦
1961年3月26日 タイガース0−3南海  ●土井

倉吉市営球場は戦前からあった城山の陸上競技場の隣に1964年に造成されました。3試合ほど南海などの公式戦が開催されましたが、タイガースはオープン戦1試合。

オープン戦
1977年3月25日 タイガース5−2南海  ○深沢

写真は1974年のもの。後にスタンドが増設されている。
米子の新しい球場は1990年に完成した。米子市民球場
井川慶が被安打6・与四球5のヘロヘロな内容でプロ初勝利を記録したのがこの米子。

1999年5月18日 タイガース8−1広島  ○藪 ●山内  本塁打 坪井2号
1999年5月19日 タイガース10−2広島 ○井川 ●山崎  本塁打 和田2号 ジョンソン11号
2001年9月8日  タイガース3−4広島  ●成本 ○玉置  
2001年9月9日  タイガース2−7広島  ●藪  ○河内  本塁打 沖原3号
2003年5月13日 タイガース12−2広島 ○井川 ●佐々岡 
2005年6月28日 タイガース14−4広島 ○井川 ●永川  本塁打 金本18号
2005年6月29日 タイガース7−3広島  ○福原 ●梅津  本塁打 シーツ8号 金本19号
2007年5月15日 タイガース2−7広島  ●下柳 ○大竹  本塁打 金本10号
2007年5月16日 タイガース1−6広島  ●福原 ○青木  本塁打 林5号
2010年6月22日 タイガース13−7広島 ○藤川 ●梅津  本塁打 ブラゼル23号 城島11号 マートン9号
2010年6月23日 タイガース9−4広島 ○スタンリッジ ●スタルツ

国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省  http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/
米子市民球場 : 国土地理院 鳥取県米子市 平成12(2000)年撮影

改訂 2008年2月
修正 2011年11月

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