津球場


津新町駅から歩いて15分の津市本町
岩田川の南に体育館と並んで野球場があります。
通称津市営球場と言われる津球場公園内野球場です。
両翼91mと決して広くなく、外野のすぐ後ろが道路でホームランが出ると危険な感じがします。

一部資料によると、この球場は開場が1959年となっていますが、少なくとも1948年4月には完成しています。実際には戦前からあったとも言われていて1948年は使えなくなっていた球場を修復したのだという。だが、津市史などを見ても正確な開設時期は不明でした。
少なくとも1952年の航空写真には現在の形に近い姿が写っています。
1952年4月16日 大阪ターガースと名古屋軍の公式戦がこの野球場で開催されました。
藤村隆男と杉下茂の投げあいだった試合は結局藤村富美男の豪快なホームランで大阪タイガースが勝ったのでした。三重県内ではそれまで宇治山田や富洲原などでプロ野球が開催されていましたが、1952年のこの試合が津市での最初のプロ野球公式戦でした。

2012年3月4日制定
 写真は2010年11月5日撮影

げんまつWEBタイガース歴史研究室