阪神タイガース−昭和のあゆみを読んでいると、まったくわからない場所(球場)でオープン戦があった。
1937年8月7日 湯田 タイガース11−9名古屋 勝 若林 敗 田中 本塁打 御園生3 玉井 比留木 松広
湯田ってどこ? この遠征は
7月24日堺大浜
7月25日神戸
7月27日福山
7月28日呉二河
7月30日杵島
7月31日長崎
8月4日 伊田
8月6日 別府
8月7日 湯田
最初、別府から1日の移動なので九州だと思いました。湯之元球場がある湯之元温泉かと思いましたが湯之元球場はこの頃に存在しなかった事が判明しました。他にも九州には湯田という地名がありましたが、野球場がなく違う感じがしました。
次に有力だと思ったのが山口市の湯田温泉です。左の航空写真で示す山口球場というのがこの頃に完成していましたが、ここならなぜ山口といわず湯田と言うかがわかりません。
山口市役所に問い合わせますと、以下の返信をいただきました。
この度は、野球に関するお問い合わせをいただきありがとうございました。
早速、山口県立図書館で調べてみますと、昭和12年8月9日の防長新聞と関門日日新聞
(いずれも地方紙です。)に掲載されておりました。
試合は、8月7日の午後4時15分から山口市湯田の県設球場(現在は、山口県立中央高等
学校となっています。)で開始されております。 |
山口県でした。
山口市宮島町、昔の名前は湯田のようです。 |
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