姫島


国道2号線を梅田から西に向かうと、淀川を渡ったところで ビルの上の白い看板が目につく。
『それから 川藤幸三』 サントリーの酒の宣伝だ。
これと同じような看板は、阪神高速神戸線を東に向かえば、尼崎を過ぎたところで発見できる。
『それから 掛布雅之』 日本テレビコンビだ。

最近はタイガース選手の看板も目につくようになったが、やはりビルの上の大型看板は少ないので目を引く。

この看板が見えた近くが姫島近辺になる。
姫島駅は阪神電車が開通した1905年に『稗島駅』として開設されました。1925年に現在の駅名になりました。ここは、大阪市になるまでは稗島町という中州の町でした。
交通手段もなく、阪神電鉄が開通して駅が出来た事で発展した町です。現在は大阪市西淀川区の一角で、阪神間の重工業地帯を支えている町です。
姫島はこの地の中核の駅として駅前に数多くの飲食店が展開しているのが特徴です。
まず、駅を降りてすぐにあるのが 写真の『寿し虎』 テイクアウト系のすし屋ですが、値段が安い事もあって繁盛しています。店名の意味は。。。そのとおり。テントも黄色。
労働者が多い町なので、店に入るのが最初は抵抗あるかもしれません
駅前に数多くある飲食店、76年11月に阪神がオープンさせた『阪神姫島 味のコーナー』は、一見にも入りやすく、値段も味もそこそこの店が多く入っています。
甲子園の帰りなどにも、たまには寄ってみてはどうでしょうかね。

この他にも、駅前の店ひとつとっても、「この街は阪神のお膝元だなー」というにおいがプンプンしています。おもちゃ屋の野球盤も「阪神タイガース野球盤」しか置いてありませんでした。ビッグエッグ野球盤なんてないぞ(^^)

2003年現在です

げんまつWEBタイガース歴史研究室