阪神電鉄梅田駅

2003年4月現在


1905年阪神電鉄開業当時の梅田側ターミナルは、四ツ橋筋側の出入橋にありました。1906年に梅田まで延長され、現在の梅田地下駅は1939年3月21日に開業しました。梅田地下駅は4線5面のホームを持ち、降車側と乗車側を完全に分離して、最高5分タクトでの発着も可能な大阪側の阪神の基幹駅です。
地上駅だった阪急梅田駅は3階高架化によって北側に大きく移動し、地下鉄各線への乗り換えが非常に不便なのに対して、当初より地下にこだわった阪神は現在でも梅田の中央に位置しています。東側出口からは階段ひとつ上がれば地下鉄御堂筋線にアクセスし、谷町線東梅田と四ツ橋線西梅田にも共に5分以内、JR大阪駅にも5分以内に行ける便利な位置にあります。大阪南部の人が神戸に出る時に阪神を使用する事が多いのは、乗換えのしやすさが一番の理由のようです。

阪神ファンとして梅田駅を歩く。梅田駅の広告は他のどの駅よりもタイガースの露出が多いのではないかな。

阪神百貨店から下りる正面階段にある「MBSタイガースナイター」の広告。右側には2003年に虎番として加わった遠山・伊藤・湯舟の3人が登場しています。

「らくやんカード 今岡誠」の広告や「阪神電車が一番や」のオマリー、あるいは星野監督など、あちこちにタイガースの顔があります。北側の一番ホームの壁には、ずらりとタイガースの人気選手の顔が並んでいます。
急いで電車に乗るのではなく、お気に入りの選手の看板の前で記念写真を撮る人もいます。「待たずに乗れる阪神電車」なので電車は10分毎に来ます。
シーズンに入ればスタンプラリーも始まります。
らくやんカードを購入する際には自動販売機で買わず、臨時の販売所、または売店で購入しましょう。自動販売機で扱っていない絵柄を選べるからです。

げんまつWEBタイガース歴史研究室