武庫川女子大学の甲子園会館は旧甲子園ホテルを払い下げて教育施設として使用している。 初期のタイガースの歴史をたどると、節目節目で甲子園ホテルを使用している。 甲子園ホテルは1930年帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新が設計し、戦前は、「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」として上流階級の社交場として使用されていました。国道2号線北側の武庫川沿い、武庫川と旧申川の分岐点だった所にあります。 終戦後は進駐軍に接収されて、将校宿舎とクラブに使用されていましたが、今は武庫川女子大学上甲子園キャンパスとなっています。現在でも竣工当時のままの煌びやかで豪勢な建物です。 タイガースの記録の中では、1936年3月25日の球団発足披露宴(六甲おろしが始めて演奏された日)をはじめ、満州への壮行会などさまざまな行事に利用された記録がある。 |