吉田・鎌田・藤田ら、内野の層の厚いタイガースでは控え二塁手となったが、70年に２番セカンドとして定着しベストナインを獲得した。一塁18試合、二塁432試合、三塁46試合、遊撃144試合、外野111試合と究極のユーティリティープレーヤーだった。
監督時代は若手選手を我慢して使い、成績はよくなかったのだが８５年の優勝の土台を作ったと評価された。渡米してバースを獲得するなどチーム強化には自ら動いた。２１世紀最初のタイガースＯＢ会長。
1939.4.8生
出身地 茨城県土浦市 （生まれは兵庫県芦屋市）
出身校 土浦第一高校 慶応義塾大学
内外野手(どこでも守る) 右投右打
57年 4番ショートで夏の甲子園に出場
58年 慶大に進学
60年 春秋 六大学ベストナイン（遊撃手）
61年 「巨人を倒すチームに入りたい」と巨人の誘いを断って篠田仁氏の橋渡しで阪神タイガースに入団
62年 阪神タイガース 背番号9 内野手 56試合 .183
63年 96試合 .204
64年 59試合 .237
65年 107試合 .229
66年 111試合 .194
67年 二塁手 63試合 .221
68年 39試合 .204 この頃から吉田義男の出場が減り、二塁手として先発での出場が増える
69年 86試合 .244 本屋敷に代りセカンドのスタメンを取る
70年 121試合 .294 ベストナイン（二塁手） オールスター出場 打率は王貞治に次ぐ2位だった
71年 63試合 .123 野田にスタメンを奪われる
72年 85試合 .206
73年 主将 36試合 .120 統男に改名 現役引退
74年 守備コーチ 背番号79
75年 守備コーチ
76年 二軍守備コーチ 背番号82に変更
77年 二軍監督
78年 守備走塁コーチ 三塁走塁担当
79年 守備走塁コーチ 三塁走塁担当
80年 守備走塁コーチ 三塁走塁担当
81年 二軍監督 背番号70に変更
82年 監督 背番号80に変更 ３位
83年 監督 ４位
84年 監督 ４位 退団
85年〜86年 毎日放送解説者
87年〜89年 ヤクルトスワローズコーチ
90年〜 毎日放送解説者
実働12年 出場922試合 打数2064 安打457 本塁打33 打点138 盗塁56 犠打98 三振285 打率.221
監督通算3年 試合390 勝利180 敗戦189 引分21 勝率.488