日本球界最高峰の左腕 奪三振401は日本記録 速球の速さもさる事ながら、正確なコントロールが最大の武器
タイガース時代に二桁勝たなかった年・オールスターに出なかった年は存在しない。
特に読売戦はその力が増大し、必ず勝てるという安心感をもって試合を観戦できた。
熱血漢だけに阪神と仲間を思うがゆえに球団に対しての要望も強く、結果放出される。移籍後は優勝請負人として日本一のリリーフ投手となった。
1948.5.15生
出身地 兵庫県尼崎市
出身校 大阪学院高校
投手 左投左打
高校では1年生からエース
66年 3年では奥田の桜塚に準決勝で敗退し、甲子園出場を逃す
66年 第一次ドラフト1位は4球団競合で阪神入り 指名球団 読売(山下) 阪急(水谷) 東映(桜井)
阪神タイガース入団 背番号71
67年 背番号28 42試合12勝13敗 225奪三振(最多奪三振) オールスター出場 オールスター出場
68年 49試合 25勝12敗 最多勝 最多奪三振401 沢村賞 ベストナイン オールスター出場
69年 開幕投手 44試合 15勝10敗 最優秀防御率1.81 最多奪三振262 オールスターファン投票出場
70年 開幕投手 52試合 21勝17敗 最多奪三振340 オールスター出場
71年 開幕投手 45試合 15勝14敗 最多奪三振267 オールスターファン投票出場
72年 49試合 23勝8敗 最多奪三振233 オールスター出場
73年 開幕投手 53試合 24勝13敗 最多勝 8月30日中日戦延長11回をノーヒットノーラン オールスター出場
74年 開幕投手 41試合 12勝14敗 オールスター出場
75年 開幕投手 49試合 12勝12敗 オールスター出場
76年 1月28日 江夏・望月−江本・長谷川・池内・島野交換トレードで退団
76年〜77年 南海ホークス リリーフ転向
78年〜80年 広島カープ (大野豊を育てた)優勝 江夏の21球は有名
81年〜83年 日本ハムファイターズ 優勝
84年 西武ライオンズ
85年 1月19日 多摩市営球場で引退式
85年 ブルワーズで大リーグ挑戦
86年〜 解説者
93年 3月3日覚醒剤所持で現行犯逮捕される
95年 4月27日静岡刑務所から仮釈放
00年〜 テレビ大阪解説者として球界復帰 デイリースポーツコメンテーター
CALPISこどもの日野球教室講師(00年・広島 03,05,07年・東京)
実働18年 登板829試合 勝利206 敗戦158 S193 SP210 完投154 完封45 投球回3196 奪三振2987 防御率2.49