舩木聖士   ふなき・さとし

開幕シリーズ巨人戦でMAX148kmを記録して鮮烈デビューした速球派右腕、リリーフ古溝が打たれて試合に負けたものの阪神ファンの心の中に思い出が焼きつく投球だった。1年目6勝を上げたが右肘を故障。手術を行ったが当時の球威は戻らなかった。スリークォーターに改造したりして手を尽くしたが、晩年はウエスタンの抑え投手となった。
デビューが衝撃的だっただけに衰えがあまりに早かったと惜しまれた。


1973.8.26生
出身地  広島県三原市
出身校  尾道商業高校
ノンプロ  NKK福山
投手 右投右打

尾道商業では2年まで山内(広島)の控え投手  3年次は背筋を痛めてリタイヤ
95年 全日本アトランタ予選代表 都市対抗では3連続完投勝利を奪い準優勝 久慈賞受賞
    逆指名ドラフト1位で阪神タイガースに入団

96年 阪神タイガース 背番号35  20試合 6勝9敗 4.49 巨人戦で鮮烈デビュー 5月29日ヒジ痛で登録抹消
97年 24試合 1勝8敗 4.84
98年 10試合 2敗 6.84
99年 18試合 2勝5敗 3.86 右スリークォーター気味にフォーム改造
00年 1試合 27.00
01年 9試合 6.62 2軍で抑え担当
02年 2試合 18.00 (W24試合 5S 2.81)  自由契約  ロッテテスト合格

03年〜04年 千葉ロッテマリーンズ 17試合 


06年 関西メディカルスポーツ学院コーチ

07年 スポーツデポ アドバイザリースタッフ

実働9年 登板101試合 完投4 完封1 勝利9 敗戦24 SP2 投球回314.2 四死球171 奪三振234 自責点178 防御率5.09


げんまつWEBタイガース歴史研究室