貴重な左腕投手として移籍入団以降9年間に渡って活躍した。少し手が曲がっている事で投げたドロップがクセ球となって打ちにくかったそうだ。最優秀防御率1回、オールスター通算3回出場、新人王。
金田監督の暴言に怒り退団覚悟で殴った、殴ることはいけないことではあったが、同年8月に鈴木皖武投手も金田監督を殴る事件を起こしており、金田監督の資質の問題は大きかった。
1934.5.1生
出身地 佐賀県鳥栖市古野(福岡生まれ)
出身校 柳川商業高校
投手 左横投左打
52年 九州予選で投げるが、手が曲がっている事から採用回避したと阪神スカウト・青木一三は言う
53年〜63年 洋松ロビンズ・大洋ホエールズ
53年15勝12敗で新人王獲得 55年7月19日〜57年6月2日28連敗を記録
64年 東映フライヤーズ 25試合1勝1敗にとどまり、左腕を欲しがっていた阪神に金銭譲渡
65年 阪神タイガース 背番号15 33試合 7勝6敗
66年 41試合 4勝11敗
67年 40試合 9勝6敗 最優秀防御率 1.40
68年 34試合 5勝4敗 オールスター出場
69年 28試合 10勝4敗
70年 30試合 6勝3敗
71年 22試合 3勝3敗
72年 30試合 2勝0敗
73年 25試合 0勝1敗 ファン感謝デーの日に金田監督を殴って任意引退
鳥栖市で 権藤酒店(実家)を継ぐが87年倒産
実働21年 登板719試合 勝利117 敗戦154 完投84 完封20 投球回数2513 奪三振1943 防御率2.78