呉 昌征   ご・しょうせい  旧名:呉波  日本名:石井昌征(まさゆき)

中学時代に台湾代表で甲子園に出場し「はだしのプレーヤー」「人間機関車」として知られた。
戦後の投手不足の阪神で強肩を生かして投手も兼任、兼任ながらなんとノーヒットノーランまで達成した。ダイナマイト打線の一番に君臨した左バッター。


1916.6.23生
出身地  台湾 台南市
出身校  嘉義農林学校
外野手・投手 左投左打

甲子園に春1回夏4回出場 

37年〜43年 巨人 首位打者2回 MVP1回 
    退職金1500円をもらって退団し、大阪の神島化学に勤務
    そこで社長の宮原清(慶大で4番を打った事がある)が阪神球団・富樫代表に紹介した

44年夏 阪神 .297 盗塁王 一番センター
45年 戦時中は阪神社員(農業部門)として甲子園球場にイモ畑を作った 
    戦後、東西対抗に出場
46年 背番号23 101試合 .291 27試合14勝6敗 3.02
    6月16日セネターズ戦でノーヒットノーラン達成 一番センター 東西対抗出場
47年 115試合 .267  1試合登板 1勝 0.00 東西対抗出場 一番センター
48年 .277  1試合登板 18.00 東西対抗出場
49年 82試合 .223  1試合登板 1敗 45.00  オフに毎日に移籍

50年〜57年 毎日オリオンズ 54年から助監督

58年〜 大毎スカウト

日本に帰化
95年 殿堂入り

打撃:実働20年 出場1700試合 打数4867 安打1326 本塁打21 打点389 盗塁381 犠打73 打率.272
投手:実働5年 登板31試合 勝利15 敗戦7 完投17 投球回数199 奪三振66 防御率3.48


げんまつWEBタイガース歴史研究室