愛称は「くまさん」 ２リーグ分裂前後にレギュラー、4年連続3割達成、外野手であるが、内野手捕手としても出場した。
気合が入った時は鼻の下にメンソレータムを塗ってプレーしたと言う。骨折３回は全力プレーの結果だが、３度目の骨折は54年の欠場につながるほどひどい物だった。
引退後「つなぎの後藤」と言われるほどに、大物ＯＢ監督の間をうめて２回の監督経験がある。打撃コーチとしては藤田平との師弟関係が厚い。
1924.1.15生
出身地 熊本県熊本市春日町
出身校 熊本工業 法政大学 熊本鉄道管理局 法政大学
外野手 右投右打
39年 春夏連続甲子園出場（二塁手）
41年 選抜は主将で捕手 ベスト4
法政大では4番打者で法政大ラインから若林監督が勧誘した。
48年 大阪タイガース 背番号8 140試合 5本 36打点 .252
二塁手で114試合、9月に外野コンバート
49年 125試合 10本 40打点 .300 東西対抗出場
50年 背番号22に変更 112試合 15本79打点 .322
東西対抗出場 ８打席連続安打で連続塁打２５の日本記録 3番センター
51年 116試合 13本 75打点 .309 3番センター
52年 背番号12に変更 120試合 3本34打点 .300
捕手転向を打診されたが櫟の欠場でファースト転向 1番を打ち4年連続3割
53年 96試合 3本 40打点 .276 外野転向 3番センター 鎖骨骨折
54年 試合出場できず
55年 69試合 1本15打点 .224 主に代打で
56年 87試合 15打点 .184
57年 84試合 1本21打点 .232 現役引退
58年 打撃コーチ就任
59年 背番号50に変更 5月19日より 二軍監督
60年〜65年 日本経済新聞評論家 日本短波放送・ラジオ関西解説者
66年 ８月から阪神タイガース 打撃コーチ（ヘッド格） 背番号55
67年 打撃コーチ
68年 ヘッドコーチ
69年 監督 兼 打撃コーチ
70年〜77年 サンテレビ解説者
78年 阪神タイガース 監督 背番号71
78年〜 大阪朝日放送・サンテレビ解説者
実働9年 出場949試合 打数3260 安打923 本塁打51 打点355 盗塁113 犠打25 犠飛6 三振160 打率.283
監督通算2年 260試合 勝利109 敗戦139 引分12 勝率.440