65年 大方の予想（鈴木啓司）を裏切り阪神最初のドラフト１位として指名された。
確かに球質と球のキレにドラフト1位投手の片鱗を見せたのだが、体が弱かった。プロ初勝利した４年目には慢性肝炎を患い、早期退団を余儀なくされた。
あのドラフトで鈴木啓（近鉄）を採っていれば、というのはあくまで無責任な結果論である。
1947.9.10生
出身地 香川県小豆郡内海町福田
出身校 福田中学 高松商業高校→土庄高校（1年2学期から）
投手 右投右打
63年 高松高校に入学するが、学年で投手は29人中３人という厳しい競争の中で、土庄高校に転向
64年 2年の時に岡山東商業の平松（大洋）と投げあい1安打完封で注目される
65年 夏は北四国大会まで、中央では無名
四国電力に入団内定するが、阪神がドラフト１位で指名（担当 佐川スカウト）
66年 阪神タイガース 背番号18 14試合 2.35
67年 1試合 4.50
68年 1試合 0.00
69年 5試合 1勝1敗 3.71 10月12日大洋戦で6回自責点０プロ初勝利 オフに慢性肝炎が判明
70年 高松や小豆島で入院治療 肝炎のため引退
76年〜 小豆島で 活魚料理店「石床」（電話０８７９―６２―５０２３）を経営
04年 11月23日 急性心不全にて逝去
実働4年 登板21試合 勝利1 敗戦1 投球回46.2 奪三振25 四死球16 防御率2.68