小林宏  コバヒロ  (こばやし・ひろゆき  小林宏之)

97年に千葉ロッテに入団し1年目からイースタンリーグで101.1イニングスを投げた。この当時、鮎川・遠山・仲田幸を見るためにイースタンリーグへ脚を運んだ阪神ファンの目には快速球を投げる小野晋と小林宏の2人が若手の有望株に映り、真にうらやましい印象があったものだ。
メジャー移籍希望がかなわず千葉ロッテから阪神にFA移籍。ロッテ時代に見せた150km/hを超える快速球はなくなったが、140台後半のストレートと縦に落ちるカーブやフォークなどを低めに集める投球。しかしストレートの球威は戻らなかった。


1978.6.4生
出身地  埼玉県草加市
出身校  春日部共栄高校
投手 右投右打

96年 春の埼玉県大会優勝(7試合で防御率0.77) 夏はベストエイトで甲子園逃す
    ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズが指名  ストレートとカーブの制球力とコントロールが将来性ありとの評価 

97〜10年 千葉ロッテマリーンズ
   97年 Jオールスター優秀選手  04年8月月間MVP 05年交流戦MVP
   10年登録名を小林宏に変更しリリーフ専任  オールスター5回
    ロッテ通算 328試合 74勝69敗 29S 投球回1247 奪三振1080 防御率3.54

   海外移籍を目指してFA宣言、ロッテ球団の慰留なし・宣言残留認めず
   メジャー球団に獲得の意思がなく、1月20日 阪神タイガースに移籍

11年 阪神タイガース 背番号41 42試合 1勝5敗 22HP 3.00 (W5試合 1勝1敗 3.60)
12年 登板なし (W24試合 2勝4敗 2S 3.44)  自由契約

13年 エンゼルス傘下マイナー

現役


げんまつWEBタイガース歴史研究室