中ノ瀬幸泰   なかのせ・ゆきやす

社会人に金属バットが導入されてから初めて2試合連続完封を達成した久慈賞投手。
安芸キャンプでは同期の舩木と互角と評価され、ベテランの久保・猪俣を差し置いて開幕一軍入りを果たした。
2種類のフォークが武器だが、それを生かすストレートの球威不足を評論家に指摘されていた。だが、ウエスタンリーグでは防御率1位を獲得したように、技術云々よりも一軍舞台で力を発揮できなかったと考えた方がよい。


1972.10.8生
出身地   岐阜県高山市
出身校   高山工業高校
ノンプロ   西濃運輸
投手 右投 右打

94年 都市対抗出場 2試合連続完封達成 久慈賞受賞
95年 都市対抗出場 逆指名ドラフト2位で阪神タイガースに入団  担当は高木時夫スカウト

96年 阪神タイガース 背番号34 6試合 0勝1敗 7.27 (W16試合 1勝5敗1S 4.67)
97年 登板なし (W19試合 3勝1敗1S 2.33)
98年 7試合 0勝1敗 6.35 (W17試合 7勝3敗 ウエスタン防御率1位1.34)
99年 1試合 9.00 (W32試合 6勝3敗3S 2.63)  自由契約

00年〜04年 西濃運輸   都市対抗にも出場 第30回JABA四国大会最優秀選手賞 04年コーチ兼任
05年〜 西濃運輸 バッテリーコーチ

実働3年 登板14試合 勝利0 敗戦2 投球回20 奪三振20 防御率6.75


げんまつWEBタイガース歴史研究室