ユニフォームとグラブとバットだけを持ってくれば、すぐキャンプができる
これが理想のタイガーデン。
開設当初はすべての用具を甲子園から運搬してきた安芸キャンプだったが、
5年間の球場建設費の返還を終えてからは、市営球場の設備は拡大されていった。
阪神側も資金協力を惜しまなかった。
例えば安芸ドームの建設には1億円を出資している。
85年〜94年に安芸市体育係長だった森田修一係長の時代、
安芸ドームなどタイガータウンの施設拡充が大きく進んだ。
わかる範囲で記すならば右のようになる。
(年度はすべて春季キャンプ実施年度)
タイガータウンの充実さ。
地方球場最高のグランドを持つメイン球場や安芸ドームなどの大型設備だけではなく、
充実した選手食堂や専用の風呂(移動式の五右衛門風呂のような物が2台)、
安芸ドームのウェイト設備などファンの目に見えない所が素晴らしいのだ。
タイガース専用の大型倉庫も設置してあり、キャンプ以外の時にはすべて倉庫に収納する。
一部のバッティングマシン等を除き、ネットや打撃ケージなどすべての備品を甲子園まで持ち帰る手間がない。 |
65年 安芸市営球場完成
66年 サブグランド
70年 外野に芝生
73年 雨天練習場設置
79年 サブグランド整備
82年 サブグランドに特設ブルペン
85年 ブルペン拡充、水洗トイレ
86年 冬芝に張り替え、ラバーフェンスの設置、
バックスクリーン拡大、倉庫の設置
88年 ブルペン移設
89年 フィルダーネット設置
90年 ブルペン現在の位置に設置し、スタンド拡充
91年 エアドーム(50m四方)導入
92年 本部席改築
94年 ディアーネット設置
95年 安芸ドーム建設
98年 ライト外野(大豊用)ネット拡大
00年 ラッキーゾーン撤去に対応するため
外野グランドを両翼4m拡大
03年 バックスクリーンに電光掲示板設置、球場前駅設置
04年 バックネット裏司令室完成 |