福町と呼ぶエリアです。


姫島から姫島通を南に進むと、阪神西大阪線の『福』駅があります。
1924年に開通した当時と変わらない、歴史を感じさせる対面2面のホーム。駅員は尼崎方面のホームに常駐している。
駅の北側に日本化学工業の煙突がそびえています。近くには淀川製鋼所や古河鉱業などの大工場があります。北村鍍金など技術力ある中小企業もあります。駅前には周辺の住宅地からの自転車があふれています。朝夕はかなり利用者がおり、一見寂れているような居酒屋、喫茶店などにも時間により賑わいがあります

非常に名前がいい駅で、タイガースが弱い頃は一旦姫島で電車を降りて、『福』まで歩いて行き、わざわざ切符を買って「よーし、今日は福がついている」と、願をかけて甲子園まで乗り込んだ事が。。。。何度かあります。

福町の線路沿いにはハンシン車両、阪神住建の所有地があります。《ユニテクール福町》という名のマンションの上に阪神住建の看板があります。
阪神ファンとして覚えて置かねばならない事として、実はキングマンションで有名な阪神住建は阪神電鉄グループではありません。 勘違いしてキングマンションを買った阪神ファンは少なくないので、気をつけましょう。
ハンシン車両も直接関係は有りません。阪神電鉄に車両を供給していたのは武庫川車両(今はない)、自動車関連は阪神モータードッグなど。
阪神というのはブランド名ではない。阪神は地域名なのです。

ハンシン車両の東隣の小さな会社は阪神電鉄の工事業務を下受けています。

げんまつWEBタイガース歴史研究室