ノンプロ球界では有名な捕手で、50年に新球団の毎日入りが確定していた。しかし土井垣が10年選手で毎日に移籍する事が決まり、土井垣の裏では出場できないと判断したため方針転換、トレードの形で阪神に移籍入団した。
2リーグ分裂後6年間正捕手をつとめた。
1924.3.30生
出身地 京都府
出身校 京都商業 同志社大学
ノンプロ 林兼商店(大洋漁業)
捕手 右投右打
39年 夏の甲子園に出場 4番捕手
40年 春夏連続甲子園出場 選抜準優勝 神田武夫(南海)とバッテリーを組む
同志社大学では池田高校蔦監督と同期 渡辺博之の後輩で櫟新平の先輩にあたる
48年 大洋漁業で都市対抗出場
49年 2年連続都市対抗出場 毎日に入団が決まる
50年 1月26日 毎日と契約してから 大館−徳網交換トレードの形で入団
50年 大阪タイガース 背番号13番 135試合 2本 69打点 .251 規定打席46位 東西対抗出場
51年 101試合 1本 32打点 .253 オールスター出場
52年 112試合 2本 34打点 .251 規定打席32位
53年 108試合 1本 33打点 .283 オールスター出場 規定打席11位
54年 107試合 24打点 .269 オールスター出場
55年 105試合 29打点 .220 オールスターファン投票で選出
56年 45試合 1本 6打点 .169 (正捕手を石垣一夫に奪われる)
57年 15試合 2打点 .400 (正捕手は以後、山本哲也)
58年 52試合 6打点 .133
59年 2試合 .000 引退
京都学園大学講師 (出身校の京都商業は京都学園高校)
76年 5月23日逝去
実動10年 出場782試合 打数2200 安打542 本塁打7 打点226 盗塁37 犠打46 三振121 打率.246