歴代 タイガースオーナー


偉大な方ばかりなので恐縮ですが、球団に影響力を持つ割に意外と知られていない。二代目からは電鉄本社の社長・会長がオーナーとなります。
いつか、一人一人の人生を調べてみたいとは思っています。

氏 名 就 任 出身校 備考
初代 松方正雄 1935.12.10-42.3.25 ペンシルバニア大学 1868生 鹿児島出身
関西の財界人として活躍した。JOBK総裁他の要職についていたが、オーナー就任後は野球に専念し、野球界の発展に貢献した。86年野球殿堂入り。
二代目 小曽根貞松 1947.2.28-48.2.28 神戸高等商業 1880年生 戦後関西財界の雄とされている。
阪神電鉄取締役社長。
三代目 野田誠三 1952.2.29-74.10.25 京都帝国大学
工学部
1895年生 甲子園球場設計者として74年野球殿堂入り。 
セ・パ分裂後から本気でタイガースに取り組み、人気選手の採用、プロ野球の隆盛、阪神タイガース最高のオーナーと賞される反面、野球を愛するあまりに現場への介入も多かったのは残念。
四代目 野田忠二郎 1974.10.25-79.2.26 京都帝国大学
工学部
1908年生 68年阪神電鉄社長就任  小津球団社長で球団の改革に着手した。
五代目 田中隆三 1979.2.26-84.10.23 京都帝国大学
法学部
1908年生 太目が多い阪神電鉄経営陣の中では痩せ型眼鏡顔で目を引く。
屈指の野球好きオーナー。
西本幸雄氏の招聘に失敗した後、自らの進退と引き換えに吉田監督を再招聘した結果、85年に優勝する事となった。名誉オーナーとなる。
六代目 久万俊二郎 1984.10.23-04.11.24 東京帝国大学
法学部
1921年生 マスコミ露出が多く常に物議をかもし出すが、野村・星野と大物外部監督の招聘に成功。常に売上を伸ばす商売の天才。
七代目 手塚昌利 2004.11.24-06.6.2 京都大学
法学部
1931年生 阪神電鉄会長 
バブルを乗り切った経営手腕を球団経営に生かせるか。
久万退任を受けて就任したやり手の社長。
八代目 宮崎恒彰 2006.6.2- 神戸大学経済学部 1943年生 阪神電鉄本社専務取締役 阪神コンテンツリンク代表取締役
電鉄株問題からの阪急との合併によって辞任した前オーナーの後を受ける。
企画畑出身
九代目 坂井信也 2008.6.25- 神戸大学経済学部 1948年生 阪神電鉄本社代表取締役 阪急阪神ホールディングス代表取締役
経理畑出身で村上問題の処理にあたった功績から新会社の社長に抜擢された。生粋の神戸っ子。

げんまつWEBタイガース歴史研究室